ラインアレイスピーカーシステム
SOUND POLE series (サウンドポールシリーズ)
SOUND POLE series (サウンドポールシリーズ、以下SPシリーズ)は、会議場や教室、ホール・講堂・体育館、教会など、音声の明瞭度が重要視されるような中小規模空間向けに開発された、REOSオリジナルのラインアレイスピーカーシステムです。
ラインアレイスピーカとは? |
同じ特性の音源(単体スピーカユニット)を縦方向へ密に配置する事により、複数のスピーカユニットを1つの『線状音源』として動作させるスピーカシステムです。垂直方向への音の拡散がほとんど無く、水平方向のみへ音が集中・拡散する特性があり、距離による音圧レベルの減衰を抑えるメリットを持っています。
■残響の多い空間においても、反射音を抑え明瞭度の高い音声伝達が可能。
ラインアレイ(線状音源)
垂直方向へ音がストレートに延びるため、天井・床からの反射が少ない。反射音を含まない直接音のみをリスナーへ届ける事が可能。
従来のスピーカ(点音源)
音が四方(水平・垂直方向)へ拡がる為、天井・床からの反射音が発生。リスナーは反射音を含んだ音を聴く事となり、明瞭度の低下の原因となります。
■前の席でもうるさくなく、後ろの席でも十分な音量の確保が可能。リスナーの位置の違いによる音量差を低減。
ラインアレイ(線状音源)
仮に16mの位置で80dBの音圧が必要な場合、1mの位置で92dBの音圧があれば十分です。この際の音量差は12dBで、前の席でも
うるさくありません。
※図中減衰値は、反射音を含まない環境での理論値です。
従来のスピーカ(点音源)
音が四方(水平・垂直方向)へ拡がる為、天井・床からの反射音が発生。リスナーは反射音を含んだ音を聴く事となり、明瞭度の低下の原因となります。
※図中減衰値は、反射音を含まない環境での理論値です。
優れたハウリング耐性 | 複数のスピーカユニットでエネルギーを分散している構造や、必要以上の大音量を出力する必要がないので、マイクの指向範囲に影響するエネルギーが少なく、ハウリングに強い。 |
優れた意匠性 | 小型スピーカユニットによって構成されたスリムな形状が、意匠を妨げることなく空間に自然に溶け込みます。 |
高出力の平面波スピーカを搭載 |
コストパフォーマンスに優れた独自開発の平面波スピーカーユニットの採用により、同クラスのラインアレイスピーカーでは実現が難しかった、理想的な線状音源動作を可能にしました。
同クラス ラインアレイスピーカーの実情
また全帯域において適正に制御された指向特性は、騒音問題から拡声エリアを限定する必要のある大小のデジタルサイネージ用の指向性スピーカーとしても効果を発揮。SOUND POLE series は今までに無いまったく新しい音の使用方法を創出し、より積極的な映像音響システムの構築を可能にします。
デジタルサイネージ用 指向性スピーカ 納入事例 |
SP-PARLOR GETGET1000( 岡山県岡山市南区藤田)/GETGET1000+α(岡山県岡山市東区東平島)に導入された165型デジタルサイネージ(横浜インターネット事業協同組合製)用スピーカーとしてSOUND POLE series 「SP-16-R」 が採用されました。
パーラー特有の90dBを超える大騒音にも負けない充分な音量で拡声していますが、遊戯中のお客様の邪魔となる騒音を周囲にまき散らすことなく、画面の正面にのみエリアを限定して音声を明瞭に届けています。
※サブウーファー 「SW-4S/SW-4B」、ポールスタンドアダプター「SP-ADPT」は受注生産品となります。
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※サブウーファー 「SW-4S/SW-4B」、ポールスタンドアダプター「SP-ADPT」は受注生産品となります。
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